kousukuの日記

映画・音楽・スポーツの感想を綴っていきます。

剣道のいいところ (続き)

先日の『剣道のいいところ』の続きを書きたいと思います。

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 私がいいと思っているところ5つ。(前回記載)

  1. 礼儀正しくなる
  2. 姿勢が良くなる
  3. 心と体の両方を鍛えられる
  4. 長く続けられる
  5. 剣友が出来る

前回記事

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今回は、「心と体の両方鍛えられる」「長く続けられる」「剣友が出来る」について説明したいと思います。

心と体の両方が鍛えられる

剣道は竹刀の動きが速いので俊敏さが必要になります。ですからどちらかというと大きな体の人よりもスリムな人が多いです。足を使いながら両腕を上げるので運動量が多い競技です。稽古の中には休みなしで打ち続ける「掛かり稽古」というのがあって子供ですと30秒、大人ですと15秒くらいで息が上がってしまいます。学生の頃は「掛かり稽古」交互に交代しながら10分程度は繰り返していました。一見瞬発力の競技に見えますが持久力も鍛えられます。

スピード、技、力を必要とする競技なので当然運動能力が優れている人が有利になるのですが、それだけではなかなか勝てません。精神面が大きく作用します。動きが遅くても気持ちの粘りで負けない人もたくさんいます。集中力を維持すること、常に冷静であること、気持を出し切ることが重要になってきます。小柄な人でも全国の上位になる人も大勢います。そういう人は精神力がかなり強いはずです。小中学生までは運動能力で勝敗が着くことが多いですが、高校以降は徐々に精神面が大きく作用してきます。

長く続けられる

前回記事に70才当時の持田先生のビデオを載せました。70才であれだけの動きが出来ることはすごいことなんですが、剣道では70才を超えた先生はたくさんいます。日々若い人達と元気に稽古をされています。運動能力が落ちた分、精神面でカバーして素敵な立ち合いをされます。

剣友ができる

上下関係はあるものの幅広い年齢で仲間が出来ます。精神修行なので年配の方々の指導に耳を傾けることも多くあり、違う世代の方々との交流が生まれます。お酒好きの方も多いので宴会では剣道談義に花が咲きます。人それぞれの技法についても多く語り合ったりもします。『交剣知愛』という言葉があります。相手と竹刀を合わせ心の対話をし、お互い「また稽古をお願いしたい」と思う。そういう剣道を目指す言葉です。そういう中での人間関係は大切なものになっていきます。

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動画

2015年全日本剣道選手権大会

警察官同士の戦いです。技のスピードが凄いです。優勝された西村選手のスムーズな足捌きと力強い踏み込みが目立ちます。

youtu.be

2016年全日本選抜八段優勝大会

 両選手ともに50代の先生です。全日本選手権と比較すると技の数が減り落ち着いた動きになっていますが、スピードはそれほど衰えてはいません。

youtu.be

試合結果|第14回 全日本選抜剣道八段優勝大会|全日本剣道連盟

 

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最強七段戦II 第16回全日本選抜剣道七段選手権大会 (DVD) (剣道日本)

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年齢とともに伸びていく剣道

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