kousukuの日記

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散策 江の島『日本三大弁財天江島神社』を訪ねる。後編

江ノ島散策の後編です。いよいよ島の後方半分、展望f台からです。神秘的な岩屋も紹介します。

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前編をお読みでない方はこちらをどうぞ

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 では、展望台を上がります。チケットを見せてエレベーターで上がることになります。それなりに込んでいました。シーキャンドルと言うそうです。確かにロウソクの形になっています。

江の島シーキャンドル(展望灯台)| 江の島シーキャンドル

先ほどのサムエル・コッキング苑と海が望めます。

島のくびれ(山二つ)が見えます。

後方半分です。この建物の通りを歩いて岩屋へと進むことになります。よくここに家を建てたなと思います。

強い風が下から吹き上げるのでしょう。気が斜めに生えています。

晴れていると箱根近辺の山が見えるようです。曇り掛かっていて見えませんでした。

鵠沼海岸側です。

黄土色の建物が新江ノ島水族館です。

階段でもう少し上にあがれます。そこは窓がなく吹きっさらしになってました。風が強いと出ないほうがいいかもしれません。

否ねもありません。

私は高所恐怖症みたいで怖かったです。

階段はこんな感じです。先ほどの展望台からエレベーターで降りれるんですが階段でも降りれるということでしたので階段で下まで降りました。意外と高くてビルで言えば

下では見晴台が待っていてくれました。暑いので誰もいません。

 売店で懐かしいものを発見しました。メダルに刻印出来るヤツです。子供の頃に買ってもらった記憶があります。

 

サムエル・コッキング苑出て岩屋に向け先ほど眺めたお店の通りを歩きます。丁度お腹が空いたので腹ごしらえをします。湘南ビールというの地ビールも注文しました。地ビールならでは酸味の効いた味です。

江ノ島駅周辺の時は、アジとシラスだったのですが、今回は生シラスと釜揚げシラスのハーフ丼にしました。生シラスはそれほど好きではないのですが茹でたものと混ぜて食べると丁度いい感じになります。

 

食事を終え先に進みます。ビールを飲んでしまったので汗があふれ出してきました。

いよいよ奥津宮に入っていきます。

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亀が現れます。

亀石というものがまつられています。傍には力石があります。

 

こちらが亀石です。表面をよくみると甲羅のようになっています。

山田検校像があります。入り口では杉山検校の福石があり奥には山田検校があります。検校とは盲人の役人を指すようです。盲人の能力を上手く活用していた時代があったようです。

検校 - Wikipedia

 

奥津宮です。

 

ここの天井にも亀が現れます。

横には龍が祭られています。

伊豆にも同じような鐘を見た事があります。今回は一人なので行きませんでした。

奥津宮を抜けると海が見えてきます。

こんなところで地震に遭遇したら怖いですね。標高60mあるので上にあがれば安全だとは思います。

断崖絶壁です。風と波で浸食されたようです。

海の方は、平らな岩場です。釣り人もいます。満ち潮の時は立ち入り禁止になります。

 

いよいよ岩屋です。

 

進むと両壁に関係する資料が掲げられています。洞内は肌寒い感じです。

上手く描いていますね。

岩屋は第一岩屋と第二岩屋があります。

池(淡水)のようです。金魚が生けられていました。

第一岩屋は奥で二手に分かれています。

ロウソクを渡されます。足元を少し照らす程度ですかね。頭上は水が滴り落ちています。それ用に板で遮っていますので体が濡れる心配はありません。

左右に石像が飾られています。蛇の石像もありました。

奥の穴は続いています。富士の風穴に続いていると言われていたそうです。実際はどうなんでしょうか?

もう一方の奥は石で作られた御社殿があります。ここが発祥らしいです。

第一岩屋を抜け第二岩屋へ向かいます。途中海が覗けます。

北条家の家紋三つ鱗だそうです。ネットで調べるといろいろな逸話があります。謎めいています。

第二岩屋です。

一番奥に龍がいました。設置されている太鼓をたたくと光ります。

帰り路です。

どうも人工的に掘られたものではなさそうです。

帰りの登坂はちょっときついです。

島中に三つ鱗

児玉神社という日露戦争後にできた神社もありました。

改築中でした。

海に入っている人もいます。気持ちよさそうです。

普段甘いものは食べないのですが疲れたの駅の傍のハンバーガー屋さんでパンケーキを食べました。生クリームがあっさりしていて美味しかったです。

最後に

江ノ島、歴史がある分いろいろと好奇心を掻き立てられます。江ノ島という存在も砂浜にポツンと残っていて不思議ではあります。江島神社も三姉妹の女神様が祀られていて、龍、亀も登場します。浦島太郎の話とも結び付けている説も見かけます。また北条家の家紋三つ鱗もユダヤあるいはモンゴルとの繋がりを説いているものもあります。

江ノ島という小さな不思議な島で古人が様様なインスピレーションを生み出し、それを形で残し、現生の人たちと対話しているようでした。3、4時間で周れる身近な島です。この不思議な島で過去への旅をしてみてはいかがでしょうか?

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