kousukuの日記

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リオオリンピック 柔道2日目 外国人優勝者の失礼な行為と涙

オリンピック3日目も終わり日本柔道ではまだ金メダルが取れていない状況です。早く取って選手たちに安心してもらいたいですね。

前回記事で海外の選手の見苦しい柔道を記載しましたが、形は崩れていても力とスピードはアスリートとしては超一流なので評価しないといけないのだろうと感じてきました。しかし、競技としての柔道だけではなく武道としての柔道もみせてほしいと感じた場面がありました。

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66キロ男子の決勝で感心できない所作がありました。優勝したイタリアのファビオ・バジル選手なんですが、非常にバネがあり有能な選手だと思うのですが、決勝で勝利が決まった後が良くなかったです。

勝った後の失礼な行為

男子66キロ級の優勝者イタリアのファビオ・バジル選手の決勝戦での勝利後の振る舞いが目立って良くなかったです。

ご覧のようにハンサムで日本にいたら間違いなくタレントになるようなマスクです。行動もポーズを決めたりしてちょっと個性的な選手です。

sports.nhk.or.jp

勝負が決まった後、宙返りをし、ゆっくり試合コート外を歩き、勝利判定を受けた後礼もせず座り審判に指摘されて相手にあいさつにいきます。

 こちらの動画では、宙返りまで観れます。雄たけびは礼を終えたあとですのでいいと思います。動画は閲覧できなくなりました。

 

他の競技では問題ない行為かもしれませんが柔道には似合わないです。解説者も苦言を述べていました。メディア受けはいいとは思いますが武道ではあるまじき行為です。4年1度の祭典なので、派手に喜ぶ事気持ちはわかりますが良くなかったですね。それでも金メダルという素晴らしい成果を成し遂げたので注目はしていきたいとは思います。

いづれ彼が、後進の育成を行うときに勝った後の所作を指導できる柔道家になっていることを期待します。

女子52キロ級で優勝したのコソボ選手の涙

マリンダ・ケルメンディ選手、見事優勝しました。見慣れない国旗なので確認したところコソボという国の選手でした。

sports.nhk.or.jp

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コソボ - Wikipedia

マリンダ・ケルメンディ選手が表彰台で記念品を受け取るときに授与者から何か言われて、目から涙が溢れます。

mainichi.jp

独立問題でコソボとしてのオリンピック出場に苦労してきたようで、その労いの言葉をかけてもらったようです。

コソボオリンピック委員会(OCK)がまだIOCのメンバーとして承認されていないために、IJF主催の国際大会ではIJF、それ以外の国際大会ではアルバニアの名の下に参加している。 国際大会で結果を出してきたことにより、アゼルバイジャンを始めとしたいくつかの国から大金を積まれて国籍変更を打診されたが、何よりもコソボ代表での出場を望んだために拒絶した。
2012年4月にはIJFがコソボの加盟を認めた。 しかしながら、5月にIOCはケルメンディに対して、コソボ代表ないしは個人参加でのオリンピック出場は認められないので、コソボとともに市民権を有するアルバニア代表として出場するようにと伝えた。ケルメンディはコソボ以外にもアルバニアのパスポートも所有している関係からアルバニア代表として国際大会に出場した経験があり、IOCがアルバニアに支給したオリンピック奨学金を貰い、さらには、アルバニアオリンピック委員会もすでにケルメンディをアルバニア代表として選出している状況下では、IOCの名の下での個人参加ではなく、アルバニア代表として出場することが適切であるとIOC会長であるジャック・ロゲは語った。これにより、ロンドンオリンピックにはアルバニア代表として出場することとなった。
7月のロンドンオリンピックでは3回戦でモーリシャスのクリスチャンヌ・ルジョンティに一本負けを喫して9位に終わった。

引用:マイリンダ・ケルメンディ - Wikipedia

こういう日本ではわからない海外の苦難を、選手の表情から知ることができるのもオリンピックの良さだと感じました。

 

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