リオオリンピック、日本選手は素晴らしい成績を収めています。世界の参加国の選手が4年に一度メダルを競い合い多くのドラマを生むのもオリンピックでが競技以外のところでも感動のドラマがあります。今回はそんな感動を紹介している記事をまとめてみました。
スポーツマンシップ
男子体操 オレグ・べルニャエフ選手(ウクライナ)
「審判に同情されているということはありますか?」の記者の質問も金メダルを取った内村選手に対してするものではないと思いましたが、しっかりと隣にいるベルニャエフ選手が回答しています。
女子陸上 ニッキ・ハンブリン選手(ニュージーランド)、アビー・ダゴスティーノ選手(米国)
国を背負って戦うという意識よりも自身の正義感を優先させる行為は素晴らしいです。
国家間の対立を超えて
国家間がいがみ合っていても選手同志はお互いをリスペクトし健闘をたたえ合うことはオリンピックが本来求めた姿なんだと気付かされました。国や報道がオリンピックを利用して対立を煽っているなんて参加する意味がなくなっています。
男子体操 オレグ・べルニャエフ選手(ウクライナ)、ダビド・ベルヤフスキー選手(ロシア)
国の苦境を乗り越えて
自国の苦境を乗り越えて獲得した金メダル。金メダルを首に下げた時、自国に対する思いがこみ上げてきたのでしょう。
女子テニス モニカ・プイグ選手(プエリトルコ)
プエリトルコは、カリブ海北東に位置するアメリカ合衆国の自治的・未編入領域で財政破綻を起こしています。苦しい生活の中で自分を応援してくれている自国民のことを思う涙に感動です。
2015年の記事ですが、プエリトルコの現状がわかります。
女子柔道 マイリンダ・ケルメンディ選手(コソボ)
コソボ紛争によって前回ロンドンではコソボとしてオリンピックに出場することが出来なかったケルメンディ選手が今回コソボとして金メダルを獲得した時に見せた涙も感動しました。
男子重量上げ デビッド・カトアタウ選手(キリバス)
キリバスは海面水位の上昇で水没する国として多くで取り上げられている太平洋に位置する国です。自国の未来はオリンピックよりも大切なことです。大きなものを背負ってのダンスなんですね。
12:00からカトアタウ選手の競技が始まります。成功した後のダンスに会場も湧いています。
男子柔道 ポポル・ミセンガ選手(コンゴ)
オリンピックでは難民選手の旗はオリンピックマークの旗になります。コンゴ民主共和国は未だに紛争・暴力が絶えず、国から逃れようとする難民が多くいます。
6530万人で、昨年よりも580万人多い。
今回のまとめは、Buzzfeedの記事が多くFacebookでもよく見かけました。オリンピックといえば自国の選手の応援がメインになりますが、違った角度から見つめた感動の記事も大切だと思います。これぞ「平和の祭典」という記事を多く読むことが出来てよかったです。