ネパールの方からネパール産ヤクの手作りギーを譲ってもらいました。ロウのように滑らか表面をしています。
今回の比較は、Bulletproofで購入したニュージーランドの牛から製造された牛のギーと北海道産のバターです。
まずは写真から
・ネパール産ヤクのギー
・ニュージーランド産牛のギー
・北海道産バター
左から、バター、ヤクのギー、牛のギーです。
比較
早速比較してみます。
色の比較
写真でもわかるようにヤクのギーは3つの中で最も透明感があります。表面も滑らかで牛のギーは粒状になっているのですがヤクのギーは左のバターに近い感じです。手作りということも関係しているかもしれませんが脂の純度は高いという事なのでヤクのギーの特徴だと思います。
味の比較
【牛のギー】
味は弱く、鼻から抜ける香りが強い。口に残らないが喉に多少脂感が残る。
【ヤクのギー】
塩気がある感じ。滑らかで口溶けは早い。サラッと喉に通る感じ。後味は残らない。
【バター】
クリーミーでアッサリした味。口の中でねっとりと溶けていく感じ。意外にもクセのないバターです。
ネパール産ヤクのギー
ネパール産のヤクのギーは自家製ということで製造方法も昔ながらの方法が今でも守られていて手の込んだものなのだそうです。
・ヤクの乳を加熱し冷ます。
・撹拌し続けて分離させる。(バター、ギー、ラッシーに分かれる)
・加熱し不純物を取り除く
大まかには以上の手順だそうです。
撹拌し続けて分離がとても重労働で1時間くらいかけないといけないそうです。動画がありましたので、アップします。
これを1時間というのは大変ですよね。
年々作る家は減っているそうで、若い人はやらないと言っていました。
日本も昔は家で味噌や梅干しを作っていたのに今では誰もやらなくなったのと同じですね。
現地では体にはいいとされていて、医師からの食事制限でバターはダメでもギーは大丈夫ということもあるそうです。
食べ方は何にでも付けて食べるみたいで、ご飯、ホットミルク、白湯、炒め物などで、お茶には余り入れないそうです。
バターコーヒーのbulletproof提唱者デイブ・アスプレイさんは、プーアール茶に入れたものをチベットで飲んだと言ってましたね。
こんな貴重なものを譲ってくれて本当に感謝です。しばらくは3つの脂でコーヒーを楽しみたいと思います。
商品
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