今朝、自身のニュース収集アプリを開くとジョージ・マイケルが亡くなったというニュースが目にとまりました。
アルバム「Patience」のジャケット
彼がデビューしたデュオグループ「ワム!」が活躍したのが1980年代前半ですから、私が中学、高校の頃です。特別よく聴いていた訳でもないのですが、テレビやラジオをつければイヤというほど彼らの曲が流れていました。振り返って聴いてみても懐かしい曲がたくさんあります。
ジョージ・マイケルと言えば歌唱力で、力強くしかも甘くて伸びのある歌声は女性ファンのみならず男性でも聴き入ってしまう程です。「ワム!」時代に大ヒットした「Careless Whisper」で、その実力を世に知らしめました。
1986年に「ワム!」を解散しソロ活動に入り、その才能をいかんなく発揮すべきだったのですが、間も無くして公然ワイセツ罪で逮捕され、その後ゲイであることをカミングアウト、次にはドラックで何度か捕まり音楽活動以外で世間を騒がせることが多くなっていきます。そして人気に陰りが見え始めます。シンガーとして素晴らしい才能を持っていた分、余計に悔やまれます。そういう中でも、リリースするアルバム陰りが見えないところは流石です。
こういう話になるとあのスパースターのことを思い出します。 スリラーで世界を一大センセーションに巻き込んだマイケル・ジャクソンです。マイケル・ジャクソンも同様に順風満帆な人生ではありませんでした。一般人には分かり得ないスター人生の孤独な思いというものが人生を狂わしていくのでしょうか?
1980年代の音楽界を彩ったのマイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストン、プリンス、そして今回のジョージ・マイケルとスパースターの早すぎる死に寂しさを感じてしまいます。
因みにジョージ・マイケルは1980年代の全米No1シングルでマイケル・ジャクソンの9曲に次いで8曲となっています。マイケルよりも5歳も若いのですからジョージ・マイケルの凄さがわかります。
「ワム!」の頃だと思いますが、スティービーとのデュオの動画です。歌唱力でも引けを取っていないです。
アルバム『Patience』より「Patience」。私の中では名盤です。
初のソロアルバム『Faith』から「One More Try」
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