kousukuの日記

映画・音楽・スポーツの感想を綴っていきます。

大相撲 白鵬の猫だまし

昨年(2015年)の九州場所、横綱白鵬が関脇栃煌山に対して猫騙しという奇襲戦法を取って「横綱としてどうなのか?」と話題になりました。朝青龍から続く横綱の品格問題。 

f:id:kousuku:20160909101136p:plain

猫騙しの使い手

猫騙しの歴史を観てみると幕内では平成に入ってからは、今解説やバラエティで活躍されている舞の海氏が何度か使っていました。しかし、体が小さかったので誰もが批判はしませんでした。逆に会場は大いに盛り上がり楽しませてくれました。他に使用された取り組みを観ても下位の力士が上位の力士になんとか勝とうと仕掛ける戦法でした。

下位に使うべきではない

白鵬にとって栃煌山は下位であり勝率の上で苦手意識はそれほどないと思える相手に行ったことで批判が殺到しました。白鵬はもうただの横綱ではなく歴代の大横綱が築いた記録をいくつも塗り替えています。その白鵬が下位の相手に対しての奇襲攻撃は、批判されても仕方がない気がします。

品格が求められている

最強の者は品格を求められますので強いだけではいけないのです。相撲ファンは尊敬に値する人望んでいるのでしょう。横綱は大変な立場ですね。

 

多彩な技を披露している

白鵬にしてみれば自分の強さからの余裕もあったのだと思います。相撲の技を(決まり手82手)をすべてやってみたいとでも思っているのでしょう。個人的には観てみたい気もします。すでに珍しいところで、「呼び戻し」、「櫓投げ」、「内無双」は出しています。本人は「波離間投げ」を狙っているそうです。モンゴル出身の力士は、技が豊富で今までの横綱があまり出さなかった技で盛り上げることが多いので見どころの一つではあります。

逆にならなければいけない

下位の力士がもっといろんな技を試して大横綱を驚かせてもらいたいです。館内を沸かせてほしいですね。

横綱白鵬の猫騙し、相手力士のことを想うともうやってほしくないないですね。