個人差もあると思いますが、人生で脳が一番脂がのっているいるときとはいつなんでしょう?というのは仕事をしていて物忘れすることが増えたので、もう脳力も随分と落ちたのかなと思うことが近頃増えたからです。
肉体の衰えは受け入れられる
肉体の衰えは自覚しやすいので、40代に入ってくると皆、口を揃えて語り合います。飲み会などの話題も年を取ったことが多くなります。
- 階段に上ると息があがる
- 白髪が増えた
- シワが増えた
- 腹が出てきた
- 食が細くなった
- 朝起きるのが早くなった
- 耳が遠くなった
一時期はやりました「モスキュート音」っていうのも聴覚の衰えが一発でわかります。30代のとき職場で試したことがあって、20代の人に「止めて!」叱られました。
などなど、肉体的の衰えはわかりやすいです。自他ともに認めることが出来るので受け入れ安いです。
スポーツ選手も競技によっても違いますが、肉体主体で競い合うものは20代後半から引退していきます。自分も肉体は20代後半がピークだったのかなと思っています。
ですので、仕事でも肉体労働は、若い人への引き継ぎがスムーズにいきます。
脳の衰えは受け入れられない
普段の生活で今自分の脳力はどれくらいかというのは判断しづらいです。
記憶力に関して言うとと興味ある分野とない分野では全然違いますし、同じ人でも忙しい時は忘れることも多くなります。また、脳にはいくつかの機能があるので記憶力は鈍ってきたとしても、判断力や人間性が記憶の衰えを補ったりして記憶力の衰えも分かりにくくなります。
脳の衰えを判断することも難しいのですから、それを自覚し受け入れることはもっと難しいことになります。受け入れるのも脳ですので、自身の存在を否定されることになることからなのでしょうか?バカと言われて心から受け入れる人いないですから。
「いやー最近忘れっぽくて」と発言はよく聞きますが自分の能力が衰え周りに迷惑をかけているとまでは思っていないはずです。
仕事でも頭を使う仕事は、自ら若い人に引き継ぎにくいものです。
中高年になると脳は衰える
中高年になると脳は衰えます。肉体のようにあからさまに目につくわけではないので意識しずらいですが、70代になると確実の衰えが分かるのですからもう4、50代からは衰退がはじまっているはずです。それは自分だけではなく、自分と共に生きている同年代も同じです。
脳力が衰える前に信頼関係を築く
20代、30代のうちに多くの社会経験を積むことは大切だと思います。机上の学習は年を取ってもある程度は可能だと思いますが、経験で出会った人の情報、取引を行った会社の情報、また自分の情報を他人に記憶させることも重要になってくるを思います。それが糧になって脳力が衰える4、50代以降を信頼関係で乗り切るんだと思います。
社会人にとって脳が衰える前に信頼関係を築くことは大切なことだと思います。
私自身
私自身フリーランスという立場の傲慢さのゆえに信頼を勝ち得ていなかったというのが正直なところです。まだ50前、遅いのですがこれから信頼を得ていかないといけないと感じています。