昨日、新宿南口の高島屋さんの1Fで「MUSIC JACKET」という文字が目に留りました。何だろうと思ってブースの中に入ったらみたら、レコードやCDのジャケットのデザインが展示されていました。ちょっと足を止めて昔のことを思い出しながら鑑賞してきました。
毎年こんなことを行っているようですね。
ブースはこんな感じ
過去のCDジャケットやLPジャケットも展示してありました。
授賞作品
大賞は、星野源「YELLOW DANCER」でした。
準大賞は、忘れらんねえよ「犬にしてくれ」とDrop's「WINDOW」でした。
私は、準大賞の忘れらんねえよ「犬にしてくれ」が印象にのこりました。忘れらんねえよと言う名前もすごいですね。
アナログ(LP盤)からデジタル(CD)になって
私は、中学生の頃友達の影響で洋楽を聴くようになりました。当時は今と違い新しい洋楽と出合う機会は雑誌とラジオくらいしかなく、少ないお小遣いでどのレコードを買うかは結構悩むところでした。またLPレコードは購入後は、レコードを曲げないよう保管に気を使ったり、レコードの盤面の傷や埃に注意を図ったりしていたので愛着も大きかったです。購入したLPレコードは大切あつかわれるのでジャケットのデザインをマジマジと眺めたりすることも多かったです。デザインがカッコいいというのも選択の一つになっていたような気がします。
大学時代になるとCDが普及してきて、レンタル屋さんで録音して返すことが多くなってきました。興味の対象は音楽のみが大半を占めるようになり、ジャケットへの感心は徐々に薄れていきました。
今では、AppleMusicなどの音楽配信からのダウンロードがほとんどなので小さいアイコンが主張するくらいでそんなに印象には残っていないです。
思い出のジャケット
ジャケットのデザインというのは、その中に収められている音楽のテーマやミュージシャンの個性を表現しているので私の中では一つの楽しみでした。ちょっと私の印象に残っていいる作品を紹介したいと思います。
《洋楽》
・ビートルズ「サージェント・ペーパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」
- アーティスト: ザ・ビートルズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1998/03/11
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 361回
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大勢の人が描かれていて、音楽、ジャケットともに話題性のあるアルバムです。
・プリンス「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」
先日他界したプリンスのアルバムです。らしからぬ感じがしまが、名盤です。
・ポリス「シンクロニシティ」
青・黄・赤の三色が印象に残ります。
・スティービー・ワンダー「キー・オブ・ライフ」
2枚組で名曲がたくさん収められています。太陽をイメージしているのか印象に残ります。
・マイケル・ジャクソン「インヴィンシブル」
このジャケットは、白、青、赤、黄、緑と複数の色で発売されました。
・マイルス・デイビス「ビッチズ・ブリュー」
このイラストが妙な気持にさせます。音楽も脳の奥を刺激してきます。
《邦楽》
・サザン・オール・スターズ「ヌードマン」
シンプルですが一度みると忘れられない。笑えます。
玉置浩二「ジャンク・ランド」
悩める玉置が再生するって感じですかね。
一番はザ・ビートルズ「サージェント・ペーパーズ・ロンリー・クラブ・バンド」です。描かれている人物は女優、魔術師、医者と様々な職種の人が登場しています。いかで確認できます。
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (アルバム) - Wikipedia
邦楽では、サザン「ヌードマン」もお金はあまりかかってなさそうですがインパクトありますね。
ちょっと、古いものばかりになってしまいました。
最後に
最近は音楽配信サービスを利用することが多くなてきているので、ジャケット自体をお目にする機会は少なくなってきています。なので「CDジャケットはそんなに力を入れないだろう」と思いきや、今回この展示会でそうでもない事をしりました。(技術の向上が製作の敷居を下げているのかもしれません。)けっこうおもしろいデザインがあるんだと感心しました。
5月22日(日)まで開催しているそうなので、ご興味のある方はお近くにお寄りの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?