町田の『宮越屋珈琲』に行ってきました。
場所は、小田急町田駅の南口を出たすぐの所にあります。
お店のページです。http://www.miyakoshiya-coffee.co.jp/jp/shopinfo/machida
町田に買い物に行った帰りにたまに入る本格コーヒーのお店です。本社札幌にあるそうで、東京には町田以外に7店舗あるようです。
コーヒーブレンド一杯680円と少々しますが、落ち着きのある雰囲気でおいしいコーヒーが飲めるので納得しています。
今回はカウンターの店員さんがドリップする前に座りました。
カウンターが大きな一枚板でなかなか味わいがあります。
今日はブラジルの「粗挽き強め」を注文しました。この時は「強め」ってどうやって淹れるのかわかっていません。
携帯を見てながらコーヒーを待つカウンターの向こうでコーヒーが淹れられているのが目に入ってきました。顔を上げて見てみるとお湯を一滴一滴コーヒーに垂らしているではないですか?
ネル袋の先から一滴づつ落ちてきたコーヒーは金属の器に溜まっていきます。ポットの先をゆっくりと回しながら淹れていきます。だいたい3分近くやっていたんじゃないかなー。「強め」ってこんな感じで淹れるんだと感心して見入ってしまいました。
ネルドリップの粗びき強めって大変なんです。
抽出したコーヒーは再度温め直して出してくれます。
ちょっと店員さんとお話しをしました。
私:「強めだとそんなゆっくり淹れないといけないんですか?」
店員さん:「はい、粗びき強めですと一滴づつ抽出していきます。デミタスもこの淹れ方なんです。点滴って言うんです。」
※粗びきは早くお湯が落ちるので、その分ゆっくりと淹れて強めに抽出する
私:「注文が6つ入ったら点滴大変じゃないですか?」
店員さん:「皆さん遅くなることを承知して下さっているので大丈夫です!」
私:「疲れますよね?」
店員さん:「最初の頃は腱鞘炎になりました。」
私:「よく一滴一滴とたらせますよね?」
店員さん:「ポットの先に工夫を凝らしています。」
どうも各自自前のポットを持っていて注ぎ口を細工しているようです。商売道具なんですね。
わかりますでしょうか?注ぎ口に細工が施されています。
お客さんも少なかったことで色々お話が出来た楽しかったです。
存在感のある大きなスピーカーから心地よい音楽が流れています。
ブラジルの「粗びき強め」、ほんのりカカオっぽい香りがして、「強め」ですが後味がすっきりしていました。肝心なコーヒーの撮影は忘れてしまいました。
店員の方ありがとうございました。
町田『宮越屋珈琲』でした。