本屋で映画のネタになるような本を探していたところ『頭の体操 BEST』という文字が飛び込んできました。この『頭の体操』シリーズは結構古く、私が小学生の頃(40年前)に親戚のお姉さんからもらって愛読していました。友達とかに出題して楽しんでもいました。懐かしさのあまり買ってしまいました。
Wikiで調べてみるとなんと1966年に第一集が出版されていました。私が生まれる前にもう出ていたとは驚きです。ざーっと見てみると当時頭をひねって解いていた問題または解けなかった問題が出ています。今ネットでちょっと引っ掛けたような問題がたくさん流れていますが、その先駆けがこの「頭の体操」でした。なんと23集も出されているんですね。12集くらいまでは読んでいました。
著者の多胡輝さんは大学の教授をされていたんですね。知らなかったです。
章立ても思考ごとに分かれていて自分の得手不得手が分かるようになっています。
1章 「立体思考」で発想の基礎力を作る
2章 「飛躍思考」で不可能を可能にする
3章 「論理思考」で謎の裏側を攻略する
4章 「具体思考」で頭脳の活性化を図る
5章 「短縮思考」で意外な解決方を探る
6章 「変換思考」で固定観念を打ち破る
ちょっと意地悪な問題もありますがちょっとした気分転換にいいと思います。
では、kindleの無料サンプルに取り上げられている問題を紹介します。
ある細菌は、一分たつと、二個に分裂し、また一分たつと、そのそれぞれが分裂し、合計四個になる。こうして一個の細菌が瓶にいっぱいになるには一時間かかるとする。
同じ細菌を、最初二個から始めると、瓶いっぱいになるまでに何分かかるか。(制限時間30秒)
引用:「頭の体操BEST」1章問1
わかる人はなんでもない問題なんですが、ちょっと気を抜くと引っ掛かってしまう人もいます。私は一瞬引っ掛かってしまいました。答えは一番下に記載します。
Amazon
Kindle
答え:59分
私は一瞬30分が頭に浮かびました。