やっと男女共に金メダル獲得の日が訪れました。柔道関係者はホットしているのではないでしょうか。長年苦労してきた外国人柔道への対策が結果を出してきています。
男子90キロ級のベイカー茉秋選手
男子90キロ級のベイカー茉秋選手は全試合安定してた戦いぶりでした。この階級は2分経過したあたりからその選手もヘトヘトになっています。相当にスタミナを消耗する戦いなんでしょう。ベイカー選手は、インタビューで東京オリンピックでの2連覇を目指すと言っていました。まだ21歳で若いです。期待しています。
女子70キロ級田知本遥選手
女子70キロ級で田知本遥選手は2回戦と3回戦が延長戦となりましたが思い切った技で勝利しました。落ち着いた試合運びなので観ていて安心します。勝負が決まった後に相手に手を貸すところは印象的でした。また今回出場できなかったお姉さんに金メダルを掛けての姉妹涙のツーショットも良かったです。前回大会のリベンジなので金メダルに対する思いも強かったと思います。
延長2試合
決勝です。
男子2位のバーラム・リパルテリアニ選手
表彰式の時、男子2位のバーラム・リパルテリアニ(ジョージア)選手がずっと下を向いていました。気持ちを切り替えて顔を上げて欲しかったですが、金メダルに対する思いが相当に強かったのでしょうか。解説の穴井氏も気にしていました。
穴井氏解説
今回解説の穴井氏ですが、柔道の正しい見方が伝わってきます。所作や着装に対しての指摘も大変参考になります。柔道家目線でのいい解説をしているなと思います。言いたい事はもっとたくさんあるのだと思いますが...
難民選手団
難民選手団からの出場も話題に挙がっていまいた。難民選手団の旗は五輪マークなんですね。こういうどこかの国の苦境を世界に発信することもオリンピックの役割です。