kousukuの日記

映画・音楽・スポーツの感想を綴っていきます。

舞台『SEN-RITSU』観に行きました。 あの懐かしの人が...

土曜日に下北沢のGeki地下Liberlyで『SEN-RITSU』を観てきました。最近は年に1、2回演劇を観に行くことがあり、楽しみの1つになっています。

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stage.corich.jp

あらすじ

移民受け入れに伴う隔離政策(ジャパニーズアパルトヘイト)によって、大量の移住者はチャイナタウン、コリアタウンなど、それぞれの居住地域を持つようになる。日本人失業者は増え、格差社会は著しくなり、原発スラムと呼ばれる原発汚染地域周辺に住む者もいた。
孤独、対立、信頼、裏切り。
悲しみの向こう側で、抱えきれない程の想いを背負った者が奏でる旋律とは…。
遥か昔、遥か未来かもしれない。
架空の日本で、自分の居場所を捜し続けている若者達のストーリー。

 引用:SEN-RITSU | JOHN DOES [演劇公演紹介] 演劇・ミュージカル等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!

日本にアパルトヘイトが構成された未来の話。原発スラムが出来てしまう少し寂しい未来です 。

感想

劇場は下北沢のGeki地下Libertyという100名入らないくらいの小さな劇場です。舞台は映画と違って等身大で眺められて自分勝手に注視(ズーム)しますので、役者さんの表情や動きがちゃんと見える小さな劇場の方がいいです。役者さんの人柄も感じることが出来て親近感も湧きます。ただ席が長椅子やパイプ椅子なのでちょっと疲れます。

主演の香月ハルさんは可愛かったです。そういう人が舞台上で大きな声を出して泣いたり笑ったりしているのを観ると応援したくなります。これから益々活躍してほしいです。あと意外な人が主役を飾っていました。はじめは気付きませんでした。後半あたりで「あれ誰かに似ている」と思いはじめ記憶をたどってやっと思い出しました。

最前列中央向かって右の革ジャンの男性です。お分かりですか?最前列中央の女性が香月ハルさんです。今回の応援は堀岡愛さん(最後列の女性の方)です。

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元猿岩石の森脇さんです。こんなところで活動されていたんですね。ある番組でサラリーマンになったていうのを見たのでこんなところでお目にかかれるとは思っていませんでした。さすがに老けましたね。ブログもやっているみたいで本公演のことも書かれています。

森脇さんは本も出しているそうです。

もしかして、崖っぷち?

もしかして、崖っぷち?

 
 

脚本・演出を務められている久永さんという方です。出身が広島なので森脇さんとの繋がりもあったのでしょうか? 目力が強い役者さんです。脚本・演出もされているのでこれからが楽しみです。

hisanaga-hiroshi.myblogs.jp

 

舞台を観ると役者さんの演技力に感心します。テレビですと若手の人気のあるタレントさんを中心に構成されて演技力が目立たないものになってしまうのですが、舞台は演技力勝負です。それほど有名でない方でもいい演技をする方はたくさんいます。またそういう演技はパワーを与えてくれます。今回も十分にパワーを頂きました。

たまには舞台から元気をもらうのもいいのではないでしょうか?本公演は6月9日までやっています。