昨日TVのニュースを見ていると「UIレス」という言葉が耳に入ってきた。「UIレス?」と思ったいたら、「スマフォがなくなるんですか?」、「はい」とういやりとり。一体UIレスとは何だろう?
まずは自分で想像してみた。
「UI」とは「ユーザー・インターフェイス」のことで「レス」は「無くなる」ということなので、インターフェイスが無くなる、もしくは変わることなんだろう。
確かにSiriとかの音声サービスの可能性を最大限に活用すれば今私たちがスマフォの画面に指を滑らすことは減るかもしれない。
早速”UIレス”で検索してみた。
トップは、この記事
会話型UIの未来はハイブリッドインターフェースだ | デザイン | POSTD
「UIレス」ではなく「ハイブリッド・インターフェース」に触れている。
会話型インターフェイスの原型はコマンドラインで実現していた」なんて記載されていて、とても分かりやすくコンピューターのインターフェイスを解説している良書です。最後はGUIと音声による会話型の組み合わせでハイブリットなインターフェースが実現するとなっています。コンピューターのUIに興味のある方は一読をお勧めします。
上の記事の「さらに興味がある方へ」の章に
「UIなしは新しいUI」UIレスアプリの台頭とデザイナーとして注意すべきこと
というリンクがありそのサイトがこれ
「No UI is the New UI」とうタイトルがなかなかいい。アイコンは映画『エクス・マキナ』ですね。
ただ残念ながら記事が英語。翻訳で機能を使って訳してみます。ギコチナイく訳された日本語を読んでいくと「機械のデザインは使いやすく進歩していっている」ことが書かれています。そこは同感です。そして私たちが使用しているスマートフォンも更に進歩すると・・・。指の動きを感知するセンサーの動画が紹介されています。
そしてもっとも目を引いたのがGoogleが開発をしている脳波はを読み取る技術です。少し長いですがその動画がこちら。6分30秒辺りから実際に読み取っています。
こういう時代はすぐ目の前に来ているのですね。これは究極のUIですね。
脳⇒体⇒物
脳⇒物
体を必要としなくなっています。インターフェイスが脳波になっているんですね。
他の記事も観てみます。
IoTがUIの未来を変える!? ~ 書籍「さよなら、インタフェース」を読んで:安田航のエンタープライズ・アーキテクチャー改革論:オルタナティブ・ブログ
"The Best Interface is No Interface."
(もっとも良いインタフェースとは、インタフェースが無いことだ)
なるほど。以心伝心みたいな感じですかね。
- No UI(No User Interface)
- スクリーンレス
- タッチレス‐インターフェース
というワードが出てきます。
私たちが使用している器機は、まずスクリーンレスの方向に進み目指すところはインターフェイスが無くなるUIレス(No UI)の世界。
先ほどの脳波を読み取る機械ですが、人もトレーニングして使いこなせるようになると便利になると思いますか?
ヘッドセット装着して、「TVを観たい」と思えばTVがつき。「風呂に入りたい」と思えば風呂を沸かしてくれる。
ただ新しい技術というものは、別のものに使用されるととても厄介なものになりかねません。
例えば、その脳波の状態が他人に見られたり管理の道具として使われた場合はどうでしょう。
二日酔いで会社に行った場合に脳波の状態で見破られてしまい帰宅を命じられたり、ウソも見破られたり。脳力の衰えもわかってしまうかもしれません。50才くらいで管理職を止めさせられる人も出てくるかもしれません。
子供たちにとっていいことがあるかもしれません。試験なんかしなくてもその人の脳力を測定することが出来き受験勉強は無くなり今よりもスムーズに職を選べるかもしれません。
なんだか想像できないことが起こりそうです。楽しみ反面、恐怖半面ですね。
関連
最後にUIレスに関連する映画を上げておきます。
ダイバージェント
脳波を読み取り敵性を測り人間を分類します。
サロゲート
人の脳波で代理ロボット(サロゲート)に社会活動をさせています。