前回からの続きで兼六園です。日本三名園の1つに挙げられているほどの名園です。学生のころ観ても何も感じませんでしたが今は少しは楽しめます。
兼六園入り口です。この日は県民無料開放の日でノーチェックで入場する人も多かったです。
金沢城公園の石川門から出て来て1番近い桂坂口です。
兼六園
1676年(延宝4年)、加賀藩4代藩主の前田綱紀が「蓮池御殿(れんちごてん)」を建てて、その周りを庭園化したのが兼六園の始まりで「兼六園」と命名されたのは1822年(文政5年)の事となります。岡山市の「後楽園」、水戸市の「偕楽園」と並び、日本三名園の一つと数えられています。
名前の由来は、宋の詩人・李格非の『洛陽名園記』の中で中国洛陽の名園・湖園を「宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六つを兼ね備える名園」と謳った文をもとに付けられたそうです。
- 宏大(こうだい)・・・広く大きいこと
- 幽邃(ゆうすい)・・・けしきなどが奥深くて物静かなこと
- 人力(じんりょく)・・・人の力・能力
- 蒼古(そこう)・・・古色を帯びて、さびた趣があること
- 水泉(すいせん)・・・水の流れ
- 眺望(ちょうぼう)・・・広く遠くまで見晴らすこと
詳しくは、こちらで➡ 六勝について|兼六園
入場してしばらくは、上り坂が続きます。この傾斜が兼六園の良さなのかなと思います。
一本だけというエリアもありまいた。
なんだか原生林のようです。苔も立派です。
右側の松は、随分と傾いて生えています。意図的に斜めに植えたのかな?角度を変えて見ると面白いです。
平地になりました。空が広がります。
ここが兼六園の1番の人気ポイントです。ちょっと暗くてキレイに撮れていませんでした。撮影待ちになっています。
奥にある白い壁の建物が遠近感を引き立ててくれます。
今にも倒れそうな松が支えられて立っています。
空、木、水のバランスが綺麗です。
七福神をみたてて石を配置しているそうなのですが、どれの石なのかわかりませんでした。
ヤマトタケルノミコト像が
公園の中央に大きな松の木が立っていました。
苔が絨毯のように綺麗に生えそむっています。
細か枯葉などを素早く取っていました。こういう方々のおかげでこの公園がきれいに維持されているんですね。
風情ある空間で抹茶も楽しめます。
石川四高記念文化交流館・尾山神社
綺麗なレンガ作りの校舎です。中学生のと時に見学した記憶があります。
尾山神社です。ステンドグラスになっています。
今回紹介したところは赤枠のところです。金沢城公園や兼六園は砂利道なので結構足が疲れます。革靴ではなくスニーカーを用意すべきでした。
金沢駅までは、100円バスを利用しました。本数も多いので便利です。私が利用したのは「まちバス」でしたが、周遊バスもいくつかありますのでそちらを利用するのもいいかもしれません。
www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp